鹿児島特別全国障害者スポーツ大会のKPI達成状況について | 三重県議会議員 喜田健児
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鹿児島特別全国障害者スポーツ大会のKPI達成状況について

予算決算常任委員会(令和5年10月30日)の決算総括質疑の内容、その1です。

 

 

    喜田健児の問題意識

    ジュニアスポーツの振興こそが地域活性化の切り札である。県内外の子どもたちに、「三重県で競技スポーツをやりたい」と思ってもらえるようなハード・ソフトの面における環境整備の充実に充てる予算を増額するべきである。

     

    他県へのジュニアアスリートの流失を止めて、流入を増やすことは、三重県の関係人口を増やし地域経済の活性化に繋がる。

     

    そして何より、ジュニア時代に受けた指導、育ててもらった環境への恩義というものは、大人になった時にさまざまなカタチで還元される。これこそが持続可能な循環型社会の根本と言えるのではないか。

    ジュニアスポーツ王国三重の樹立によって、
    多くの県民に勇気と希望を与え、三重県経済を底上げすることが出来る。

    実際の質問のやり取り

    【質問】

    皆さん、おはようございます。会派新政みえ喜田健児でございます。まず最初に、聴き取りをさせていただいた先生方。小中高の校長先生。市長、教育長。市、県の行政職員。大学教授、学部長、そして子どもたち。その保護者の方々。ご協力ありがとうございました。皆さんの思いを胸に質疑に臨ませていただきます。

    まず一つ目ですけれども、鹿児島特別国民体育大会が終わり、鹿児島特別全国障害者スポーツ大会が行われています。令和4年、歳出決算補充説明書11ページには、支出差異額として、スポーツ推進費の競技力向上対策事業費が7億3,794万円余で、競技力向上対策等に要した経費となっていますが、施策16-2競技スポーツの推進では、令和4年度のKPIの目標値が10位以内に対して、実績値が12位で、令和5年度のKPIの目標値が、男女総合成績10位台前半でした。私は、正直申し上げて、開催されるはずだったとこわか国体から、2年目となるこの鹿児島特別国体でこれを達成するのは至難のわざであるというふうに思っておりましたが、見事達成されました。そこで一見知事、KPI達成の総括をお聞かせください。よろしくお願います。

     

    【一見知事答弁】

    10月28日の日ですけど。私も鹿児島の障害者スポーツ大会の開会式の前に、三重県の選手団、激励をして参りました。非常に皆さんもいい顔してまして、これから競技に臨むぞと、頑張るぞという、そういうその意気込みを感じました。またその後、サッカーを、これ鹿児島市の方から霧島市の方に移りまして、応援をして参りました。ご家族の方々と一緒に応援をしてきたということでありますけれども。PK戦で、5対4で劇的な勝利を収めるということでありまして、今日ですかね、3位決定戦に今臨んでいるということなんですけれども、ぜひ来年も障害者スポーツ大会の開会式にぜひ行きたいというふうに思っています。

    今回の国体、先ほど委員からお話をいただきましたけれども、15位と非常によく頑張ったと思います。もとより勝敗はこれ時の運ということもありますので、練習に汗を流して、そして努力した、これを褒めてあげたいというふうには思っております。今回、ラグビー、それから水球、それから競泳、ボーリング、ウエイトリフティング、トランポリン、槍投げ、砲丸投げ、そして自転車と1位を取った種目も数多くあります。よく頑張ったなと思います。三重県の人口などによります県の勢い、県勢ってのは大体20位の真ん中ぐらいということであります。かつての国体では40位代っていうこともあったというふうに聞いておりますので、15位を取れたということは、その実施に向けて、実施できなかったんですけども、努力したとこわか国体に向けた努力の成果が現れているのではないかなというふうに思います。あとはこの15位という成績を県民の皆さんがどういうふうに受けとめていただけるかということ、その15位というふうに取った結果を今後の三重県の発展にどのようにつなげていくかということも、単にいい成績をとったから嬉しい嬉しいって、これはその関係者はそうなんですよね。県民の皆さんにも喜んでいただかないと、県全体で参加をしてるわけです。予算もかけて参加をしているわけでございますんで、そういうふうに考えていただければなというふうには思っております。

     

    【意見】

    ありがとうございました、知事。努力した成果であって、そのプロセス、それが大事であるというふうなメッセージ。それから県全体で、喜びを分かち合う、そういう部分が大事であるというふうに聞かせていただきました。少年種別の活躍により、好成績に繋がったと聞いております。青年の強化が、今年から少年に波及をしてきていると言えるのではないかと、そういうふうに思います。青年と少年は、一緒に強化練習をする競技団体が多いように思います。青年の選手の背中で学んだ少年の活躍により、多くの県民に勇気と夢を与え、今後の三重県のスポーツの振興、スポーツの力による地域の活性化が間違いなく起こります。そして、全国の中学生がジュニアスポーツ王国三重で夢への挑戦をしたい。そんな声がきっと聞こえてくるようにも思います。

    知事が言われたですね。県全体で喜ぶというのは、今後、ジュニアのほうの熱によって、その喜びがじわーっとこう浸透していくんではないかというふうに思います。一見知事、的確な予算立て、対策事業での着実な予算執行。県当局、とりわけ競技力対策課の力強い事業推進。情熱をもって選手サポートがあり、各競技団体や学校、高体連が全力で取り組むことができました。そのプロセスと、KPIを見事に達成されましたことに敬意を表するとともに、県民の皆さんに夢や感動が届き、郷土への愛着や誇りが高まったことに、県民を代表して感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。そして大変お疲れ様でございました。

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