三重とこわか国体・三重とこわか大会の成功に向けて(2) みえ松阪マラソンと関連付けの提案 | 三重県議会議員 喜田健児
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三重とこわか国体・三重とこわか大会の成功に向けて(2) みえ松阪マラソンと関連付けの提案

令和3年3月9日の一般質問、1. 三重とこわか国体・三重とこわか大会の成功に向けて (2) みえ松阪マラソンと関連付けの提案です。

 

 

喜田健児の問題意識

国体開催記念として実施するみえ松阪マラソン2021、この三重県初のフルマラソンを県全体のスポーツ振興を図る一つのツールとして活用するべきで、関連付けていく事で、三重県のスポーツイヤーを盛り上げる提案をいたしました。

 

実際の質問のやり取り

【質問】

両大会の開催前、開催時に加えて、開催後というセッションを関連づけて太い線で結ぶことが、オール三重でみえのスポーツイヤーを盛り上げる機運醸成につながるという提案をします。
開催後の12月19日に行われる三重県初のフルマラソン、みえ松阪マラソンは、そういう意味において、とこわか両大会と線で結ぶにふさわしいものであり、両大会の開催の真の目的を達成していく上で、また、みえのスポーツイヤーのフィナーレを飾る上で、これ以上ないものだと確信します。
国体開催記念としてのみえ松阪マラソン2021、この三重県初のフルマラソンを県全体のスポーツ振興を図る一つのツールとして活用するべきだと思います。
他の市町におけるスポーツイベントも同様であり、みんなで思いを一つにしていくことは大切であることをつけ加えさせていただいた上で、両大会とみえ松阪マラソンを太い線でつなげるためにも、様々な面で御協力をいただきたいと思いますが、知事の御所見をお伺いいたします。

【鈴木英敬知事答弁】

みえ松阪マラソンへの協力についての所見を答弁させていただきます。
みえ松阪マラソンは、走る、みる、支える人々のスポーツの輪を広げることを大会の基本コンセプトに掲げ、ランナー、観衆、ボランティアの縁がつながる笑顔と感動あふれる大会を目指して、県内外から7000人規模の参加者を呼び込む大規模なスポーツイベントとなります。
この大会は、スポーツの振興はもとより、観光・物産振興や情報発信などにも多大な効果が期待できるものと考えています。
このため、松阪市においては、令和2年12月20日の開催を目指して、令和元年6月、地元経済団体や観光関連事業者の方々にも参加いただいて実行委員会を立ち上げられ、大会運営について検討が進められてきたところであり、私も名誉会長として開催に向けた取組に協力してまいりました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響により、みえ松阪マラソンは、残念ながら、本年12月19日に延期となりました。
現在、市においては、選手募集や情報発信などの準備を再開していると聞いておりまして、県におきましても、県産品の出展などについて情報提供を行うなどの協力をしているところであります。
今回、みえ松阪マラソンが延期となったことに伴い、今年7月から8月には、東京を中心にオリンピック・パラリンピック大会が、9月から10月には、46年ぶりに三重で国体・全国障害者スポーツ大会が開催され、さらにその年の終わりに、松阪市において、県では16年ぶりのフルマラソンが開催されることとなりました。
こうしたビッグイベントが、図らずも連続開催されることとなり、国体・大会のレガシーがみえ松阪マラソンに継承されることで、スポーツを通じた人づくり、地域づくりが一層進むことになるものと大いに期待しております。
市においては、今後大会の準備を進めていく中で、例えばマラソン競技と併せて各種イベントを行うと聞いておりますが、イベントの企画内容など、市の意向も十分お伺いしながら、県として一緒にこの大会を盛り上げていくためにどんな協力ができるのか、今後よく議論、検討し、国体・大会のレガシーが十分に生かされていくよう、私もしっかり応援していきたいと思います。
今、議員がおっしゃっていただいたとおり、もともと延期前も、三重とこわか国体・とこわか大会開催記念、みえ松阪マラソンと銘打っていただきましたので、今回延期になりましたけれども、先ほど議員がおっしゃったように、線でつながるような、そんな形の大会になるようにしっかり協力していきたいと思います。

【意見】

御答弁ありがとうございました。
(パネルを示す)名誉会長として、市の意向を尊重しながらも、大会を盛り上げるために御尽力をいただくと力強く言っていただきまして、ありがとうございます。
知事の発信力はすごいです。何か普通のことを言っていてもすごく聞こえて、当たり前のことを言っていても特別に聞こえる。みんなが納得してしまうすべを持っていると思いますので、その発信力を生かして、ぜひともお願いしたいなと思います。
開催時と開催後を太い線でつなげるその真の意味は、両大会時にアスリートからもらった勇気と希望によって県民一人ひとりの中で湧き起こる私も頑張りたいという気持ち、その気持ちに応えられる各市町でのイベントが、そのときに見える形になっている。これによって一人ひとりの中でアスリート宣言が行われ、各市町のスポーツイベントに参加し、その地域の方々とつながり、また来年もとなると。とこわか両大会の熱気と感動によって県民が動き、県民同士がつながり、一体感が生まれ、地域が活性化していく。県民の喜ぶ顔が、笑顔が、それこそが三重県愛を育んでいくことになるのではないでしょうか。

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