教育警察常任委員会の委員長報告をしました。(教職員の人材確保)
2024/06/28
6月28日の本会議の委員長報告の中で付帯された議案の内容とともに、委員会として協議をした教職員人材確保についても報告をいたしました。
今までは、「適正な予算措置を講じて」でしたが、今回は「教育予算の増額を図り」にすることが出来ました。
今までなら、教育予算の枠内でやりくりとなり、何かの教育施策が削られことになっていました。しかし、今回は予算の増額を求めるものですので施策が削られることにはなりません。
この委員長報告は、大きな意味を持つことなります。ここからが総務部と意見交換、そして、知事に対して提案し決断を求めます。
やっとこのスタートラインに立つこと出来ました。私としては感慨深いものがあります。ここで満足出来るものではありませんので、前に前に進められるように、全力で頑張ります。
9分40秒からです。
下記の内容が実際に議場で委員長報告として述べた内容です。
まず、教職員の人材確保についてであります。
教員不足は全国的な課題となっており、本県でも令和6年6月1日時点で31人の欠員が生じています。県によると、教員採用選考試験の受験者数が減少傾向にあることや、病気休職者数に占める精神神経系疾患による休職者数が7割前後で推移していることの主な原因は、①長時間労働、②指導力に対する不安、③保護者や地域の方々の対応への負担感が考えられるとのことであります。これまでも教員の働き方改革や教員採用選考試験の受験者の増加に向けた取組を行うなどの対策を講じていますが、教員不足は解消されていない状況であります。
県当局におかれては、これらの原因を解消するために教育予算の増額を図り、より効果的な取組を行うなど教職員の人材確保にしっかりと対応するよう要望します。
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