生活介護センターはないろを訪問しました。
2024/05/22
5月22日は生活介護センターはないろを訪問しました。
介護福祉士の方から障がい福祉の現場の実態が、現行の政策・施策・サービスと合致しているのかを、聴き取り調査をしました。
国は「地域で生活する障がい者を支援する」という方向だけど、グループホーム設置のハードルが高く、介護福祉士の処遇面の改善がなされないのでなり手も人材も不足している。
施設長の「この仕事は、本当にやり甲斐のある仕事だから処遇面が改善されれば人材は確保できるんだけど・・・」という言葉が印象的でした。
市は県が、県は国が、と言います。だから、国に訴えて国を変えなければならない、そんな論理展開は無責任だと思います。
国がやらないのであれば、県がやるという気概を持たなければなりません。そのためには予算の確保です。選択と集中、そして、それによる経済を回すという発想と知恵が必要です。部局横断的な議論を求めなければなりません。
そのためにも、現場を訪れてどうすれば良いかを考え抜きます。
はないろさんは、沢山の「できた」を見つけ、自信に繋げる場所でした。そんな理念に共感し、利用者さんの笑顔と優しさに元気をもらってきました。
この日の夜は、「障がいのある人の『親なきあと』を考える市民の会」で、グループホームについて勉強して意見交換をおこないました。参加者10人に議論は2時間を超えました。次回は、6/26です。それまで私自身この問題に挑戦します。
2024/05/22