県議会活動振り返り
私が政治の道を歩む上で一貫して掲げてきた「子どもど真ん中」という信念に基づき、これまでの議会活動を振り返らせていただきます。
1.議員活動の原点:三重の危機を「希望」に変えるために
私たちが愛する三重県は今、歴史的な転換点に立っています。令和6年時点で県の人口は約171万人まで減少し、合計特殊出生率は1.24と厳しい状況が続いています。県内12市町が「消滅可能性自治体」とされる現実に、私は強い危機感を抱かずにはいられません。
県議会議員として私が持つ最も重い責任は、予算に対する「議決権」です。令和8年度には、過去最大規模となる8,929億円の予算が編成される見通しです。この巨大な予算の一つひとつが、単なる数字ではなく「県民の命と尊厳を守り、子どもたちの未来を創るための原資」であるという確信を持ち、私は審議に臨んでまいりました。
2.現場から制度を変える:子ども食堂の「常設化」と支援の拡充
私の活動の源泉は、常に現場にあります。子ども食堂の支援を続ける中で、ある重要な事実に突き当たりました。それは、月に1回程度の開催では、本当に支援を必要としている「あの子」が、勇気を出して顔を出すことが難しいという現実です。
そこで私は、毎日運営する「常設型の子ども食堂」というモデルに挑戦しました。松阪市内でも「恋する子ども食堂」の輪が広がり、3店舗目が参画するなど、地域愛で子どもを育む仕組みが着実に根付いています。
この現場での「調査・研究・モデルづくり」を、私は県政の場へ繋げました。その結果、令和8年度からは従来の補助金制度が統合・柔軟化されます。最大45万円への上限引き上げや、これまで認められなかった食材費の対象化など、多様なニーズに応えるための制度改革を実現する見通しとなりました。すべては「この世の中、捨てたもんじゃない」と子どもたちが笑える社会にするためです。
3. 教育の歴史的転換:「学校」から「地域」へ繋ぐ部活動改革
3.教育の歴史的転換:「学校」から「地域」へ繋ぐ部活動改革
今、中学校の部活動も大きな変革期を迎えています。令和8年度から本格化する「休日の部活動の地域展開」は、単に運営主体を変えるだけのものではありません。
私はこれを、従来の学校教育の枠を超えた「地域(の)教育」への転換点と捉えています。看板を掛け替えるだけではなく、どの子も豊かなスポーツ・文化環境を享受できる仕組みを構築しなければなりません。
その先駆けとして、松阪市では指定管理者による学校施設の有効活用など、約3,400万円規模の国の実証事業が採択されました。この「松阪モデル」を成功させ、三重県全域へと横展開していくことが、私の大きな使命です。子どもたちが、地域社会という大きな温もりの中で成長できる環境を、責任を持って築いてまいります。
4.
まとめ
これまで一歩ずつ進めてきた活動は、すべて三重の未来を担う「子どもど真ん中」の社会を実現するための一歩です。
調査を重ね、モデルを創り、それを制度として広げていく。この歩みを止めることなく、これからも現場主義を貫き、皆様とともに歩んでまいる所存です。引き続きよろしくお願いいたします。

