部活動の地域移行について
予算決算常任委員会(令和7年10月7日)の中で、部活動の地域移行について質疑をしております。
動画はこちらです。
喜田健児の問題意識
令和8年度からいよいよ「改革実行期間」に入る中学校部活動の地域移行について、指導者不足という大きな課題に焦点を当てました。第3次三重県スポーツ推進計画では令和8年度までにスポーツ指導者数4000名(現状3402名)を目標に掲げていますが、今年度の定期監査でも指導者不足が指摘されています。地域クラブの所管が教育委員会から地域連携・交通部へ移る節目だからこそ、両部局がしっかりタッグを組んで人材確保・育成に取り組むよう強く求めました。10年後の三重国民スポーツ大会を見据えた子どもたちの環境整備のためにも、待ったなしの課題です。
実際の質問のやり取り
【質問】
施策16-3をお願いします。
184ページには、「基本事業の取組状況」のマル1の上から3つ目に「中学校部活動の地域移行改革推進期間」という言葉があります。私が何度もこういう場で発言をしておりますので、その改革推進期間が令和7年度で終わって、いよいよ令和8年度から改革実行期間ということに移る、地域クラブの所管は地域連携・交通部ということになると思うんです。
ちょっと局長にその大本のところで聞きたいんですけども、施策16-3では、「めざす姿」のところで「地域の活性化をはじめ、県民の健康増進など」という文言がありまして、それと3行目にかかるところで「スポーツを『する』、『みる』、『支える』機会の充実などに向けた取組が進んでいます」という記述があります。学校部活動から地域クラブに移行することによって、この「めざす姿」、目標を十分に達成し得るチャンスであると思うんですけども、局長、どうでしょうか。
【スポーツ推進局長】
まず、スポーツは人を元気にするというところがありますので、地域でスポーツが盛んに実施され、する人自身が健康になっていくというのはもちろんありますし、それは大人であっても子どもであってもそうだと思います。ですので、今の部活動が地域で実施されていくということであれば、今まで学校だけでやっていたのが地域の大人との連携、これは両方になると思うんですけど、大人にとってもいいことになりますし、子どもにとっても刺激を受けるということで、技の向上だけではなくて、生活をしていく上での子どもたちのそういう部分のいい模範になると思いますので、そこはまさに地域スポーツを展開していく上では非常にいいことだと認識しています。
【質問】
局長、力強い御答弁、ありがとうございました。
スポーツ庁も文化庁も、地域クラブへ学校部活動が移行するに当たって、ジュニアからシニアまで学校を拠点とした地域コミュニティーの活性化、スポーツを通じての健康増進、ジュニアからシニアまでのつながり、ひいては地域防災であるとか人口減少対策にもつながるんではないかと、スポーツ庁も文化庁もそういうふなところで、マルチスポーツというところも視野に入れて、今進んでいると思います。
その上で、今のことを確認させていただくと、だから、ここに書いていないだけで、これから地域連携・交通部スポーツ推進局として力強くやっていただけるものと確信をした上で、ちょっと質問させていただきます。
185ページ、基本事業名のマル1「スポーツを通じた地域の活性化」の2つ目に書いてある文言というのは、「総合型地域スポーツクラブの資質向上に取り組みます」という文言なんですね。これは令和7年度でいくと「地域スポーツの担い手の養成」という文言が入っていたんですけども、それが令和8年度当初予算編成に向けての基本的な考え方には入っていないんですね。この意味をちょっと教えてもらえますか。
【スポーツ推進局長】
やっていくこと、進めていくことは、もちろん令和7年度に引き続き、令和8年度も同じことを認識しています。
7年度、今年度は、実は6年度の反省といいますか、分かってきた課題で、子どもたちが地域でスポーツクラブを利用するに当たり、やっぱり不安がっている部分、それは先ほど申し上げました生活の部分とか、単に技術を教えるだけではなくて、そういういろんな部分が安全にできるということを保護者も子どもたちも心配している部分がございましたので、今年度は、有資格者の養成、あるいはハラスメントも含めた指導方法を学ぶという研修会を開催しています。これについては引き続き8年度もやっていきたいというふうに思っています。
【質問】
ありがとうございます。
指導者不足というようなところで、昨年度入っていた担い手の養成という部分も当然やっていただくということだと思うんですけども、やっぱりそこは、今日出された令和7年度定期監査結果報告書も見ていただいたら分かるように、指導者の不足が大きな課題となっている、教育委員会と連携して人材バンクを活用するなど指導者の確保に努められたい、というような監査結果があります。
それと、第3次三重県スポーツ推進計画では、「スポーツ指導者数」というKPIで、令和8年度の目標値が4000名なんですね。現状値が令和3年度で3402人で、600人増やすという目標を令和8年度、最終年度ですけども立ててもらっています。この進捗を教えてください。
【スポーツ推進局長】
すみません。今、ちょっと手元にないのであれなんですけども、ただ、順調に進んでいるという認識ではいます。
【質問】
そういうところ、順調に進んでいる数値をまた教えてほしいんですけども、監査結果も指導者不足と、KPIでこのように目標値を立てていますので、ぜひとも教育委員会と連携をしながら、学校部活動は教育委員会の所管ですけども、地域クラブになると地域連携・交通部になりますので、いよいよ改革実行期間に移りますので、ぜひともタッグを組んでいただいて、子どもたちのために。10年後の三重の国民スポーツ大会もありますので、6歳から8歳の子らが対象になる。その子らというのは中学校という地域クラブをくぐり抜けますので、そういう意味においても、気合を入れて一生懸命やっていただければと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。