部活動の地域移行について | 三重県議会議員 喜田健児
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部活動の地域移行について

中学生の皆さん、保護者の方々、こんにちは。

 

私は、中学校部活動の地域移行を成功させるために、今までの学校とかクラブの看板で戦う大会ではなくて、地域(市町村)の看板で戦う全国大会を創出する動きをしています。

 

ここまでの2年間で、「中学校部活動を考える会」石坂座長(連盟副会長)をトップとするチームで三重県内で実証実験の大会を開催、その成功を引っ提げて、三重高校神崎校長先生への相談、三重県連盟柑子木理事長との方向性の合意を得て、京都府連盟の増木理事長との意見交換からご示唆を受けて、ヨネックスメーカーに提案して大会準備チームの編成を行って、愛知県連盟の篠邉前理事長と大津理事長への大会と改革の狙いの提案し方向性の合意を得て、プレ大会への協力体制の構築を図ってきました。

 

以下が、現時点での現場競技団体の改革内容です。このソフトテニス競技モデルを成功させて、他の競技への横展開を図り、全ての中学生の運動部と文化部の活動を守り、青少年健全育成に寄与していきます。皆さんの声が、この改革の後押しとなります。声をチカラにして、行政や政治の場にみなさんの声を届けて必ずや結果を出していきます。なんの遠慮もないご意見をお待ちしています。宜しくお願い致します。

 

第1回 全日本中学生市町村対抗ソフトテニス大会(仮称)について

1.目的

本大会が存在することで、中学校部活動の地域移行・地域連携にともなう下記にあげる「現状把握と課題」を、中学校の顧問(教師と外部指導者)と各都道府県連盟の支部がタッグ(連携・連帯)を組んで共に汗をかいて解決を図っていくことができる。そして、地域で中学生を育むという地域教育力で、中学生が目を輝かせ、自身の夢の実現に向かい白球を追いかける中で、人として人生を豊かにたくましく生きる力をつけていくことができる、この一連のプロセスの先にある大会とする。

[現状把握と課題]

・中学校から始めた子どもたちの土日祝日の練習機会の減少(消滅)
・クラブチームの台頭によるローカル大会の不活性化(経験者と初心者とのレベル差拡大)
・夏の全中大会開催規模の縮小による目標や価値の喪失(クラブチームの限界)
・中学生競技人口の激減(高校、大学、実業団、社会人の競技人口減へ)

2. 日時と開催地

〇プレ大会
2026年2月8日(日)
三重県津市民テニスコート

〇第1回大会(案)
2026年12月下旬
京都府 福知山20面、舞鶴14面、丹波自然運動公園16面

3. 開催規模

〇プレ大会 三重県9支部
+ 東海・近畿地区
+ 賛同する都道府県の支部

〇第1回大会 各都道府県の予選を勝ち抜いた都道府県連の代表支部or市町村代表
男子:200チーム 女子:200チーム
一日目:50面で4チームリーグ一日18試合計算
二日目:順位トーナメント
※敗者復活戦の検討4. 参加条件
・中体連地区大会が開催される地域と同等の各都道府県連盟の支部に居住し生活している
・越境入学をしている場合は通学先の地域支部とする。
・他地区のクラブチームに所属している選手は、自身が通う中学校の地域支部とする。
申込は、各都道府県連盟会長名で行い、参加条件の厳守を徹底する。(連盟は住民票等の確認)

[課題]

① 政令指定都市:行政区単位
② 中体連地区大会地域と支部のすり合わせ
③ 支部がない地域5. 開催・運営組織
大会実行委員会形式
※ 日本ソフトテニス連盟の共催大会とする。

 

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